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日本提倡利用科学的方法来提升大米品质

  • 发布日期:2022-03-10 浏览次数:737
    • 日本提倡利用科学的方法来提升大米品质

      コメの検査データを生産者に共有し、高品質米の生産を実現

      一般的に穀粒判定器は、秋の収穫期にしか使用されないため、収穫後は翌年まで放置されているケースも珍しくない。栃木県食糧集荷協同組合の特筆すべき点は、検査機器という用途にしばられることなく、検査時に取得したデータを生産者にフィードバックし、改善の余地がある項目については、栽培技術や管理法などを指導して、品質の向上をはかっていることだ。

      「令和2年から導入したケツト科学研究所の穀粒判定器『RN-700』では、コメの外観に関する検査結果が取得できます。例えば、『胴割粒』の数値が高い場合は、乾燥機による乾燥の仕方に問題があるからひび割れてしまう。コメの水分が蒸発して乾燥し過ぎないように、送風して水分ムラを軽減し、ゆっくり乾燥してもらうといったアドバイスを行っています。また、乳白粒や心白粒など『白未熟粒』の数値が高い場合は、近年問題になっている温暖化現象の影響による高温障害が疑われるので、落水時期の見直しなどを指導します」 (栃木県食糧集荷協同組合副理事長 関本幸一さん)

      また、同組合では、成分分析計『AN-820』も導入。穀粒判定器と同様、こちらの計測データも営農支援に活用している。
      「『蛋白』の数値が高い場合は、土壌の窒素量が増えていることを示しています。稲穂に栄養が行き渡らなくなり食味が落ちるから、刈り取り直前に肥料を与えてはいけない、といった指導につながります」。

      穀粒判定器『RN-700』、成分分析計『AN-820』から取得した検査データ表。生産者ごとに、外観、成分の品位データが一覧化されている。これらのデータから、改善点、課題に対する対策などを読み取り、生産者への指導につなげていく


      穀粒判定器『RN-700』。同組合は『RN-700』を2020年に25台導入。全集連(全国主食集荷協同組合連合会)グループのリース事業を活用したもので、23台は集荷事業者に無償で貸与。2台は出張判定用として組合事務所に設置している

      成分分析計『AN-820』




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